Elixir : エリクサーをとりあえずひとくち
ことはじめ記事の一歩前のやつです。
新しい言語を触りたい
筆者はこれまでに、Java・JavaScript・PHP・Python・Rubyを、書けると言えるくらい書いてきた。
CodeIQの初級問題レベルのトイプログラムならもっと多いのだが、まあここらへんは人によってボーダーが違うのでなんとも。
結果的にWebプログラミングに落ち着き、仕事ではPHPを使っている。
でもいいかげんPHPも飽きてきた。ここらで一発足りないやつをやろうということで、いろいろ考えてはいた。
Webデザインも研究中だし、個人Webページもあってもいいかも、いっそ安いvpsを遊び場サーバとして借りるか、となり、いよいよ現実味を帯びてきていた。
さて、Ruby on Rails・nodeJS・Scala ・・・って結局使ったことある言語じゃん!
このタイミングで、雑談中にある言語を教えてもらった。
それが Elixir(エリクサー) だった。
この言語はErlang(アーラン。削除さんの曲ではない)のVM上で動く言語であり、言語実装もErlangでなされている。
Erlang自体にも興味はあり、触ってみたかったところでいい出会いを果たすことができた。
しかもこのElixirのWebアプリケーションフレームワークとして、 Phoenix(フェニックス) が存在するらしい。
筆者は根っからのスクウェアファンであり、エリクサーとフェニックスという名前だけでもうやるしかないという結論に至った。
Elixir
ロゴの紫が美しい。
Elixirとは
Elixir自体はこの記事が詳しい。
2012年に登場した、かなり新しい言語であるらしく、並行処理に長けている。
もともとのErlang自体はインフラのために作られた言語で、並行処理と障害耐性の観点で、有効になるような特徴を備えている。
だからネットユーザの増加に伴い、並行処理に移行していく流れの中で(TwitterがScalaに移行したように)、その選択肢として登場したということ・・・らしい。
ElixirはRuby on Railsの開発コアメンバーが開発した言語であり、Webアプリケーションの流れの中でのまさに正統な変遷であると考えていいのではないかと思う。
もうRuby on RailsとかnodeJSでウオオスゲエなんて言っていては遅すぎるし、なんなら私もElixirを知ること自体が既に遅すぎるくらいの激流であることに改めて気付かされた。
既に選択肢としてある程度の知識を持ち、常に提示できるようにしておかなければならない。
ということで、多少の焦りとともに、学んでいく。
とりあえず読みたい
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技術書って現物があるとやる気が出ると思う。
確かにネットに記事はいっぱい転がってるんだけど、余計なサーフィンしちゃったり、断片化した情報を集めたりするのって時間がかかる。
あと、ネットでいくらか記事を見たら、この本の中のサンプルを引用しているところがいくつも見つかった。
じゃあもう買えばいいじゃん。
技術書買ったからにはやらないとね、というモチベーションも維持できる。
そしてこの本には、オブジェクト指向に慣れた体を徐々に関数型に慣らしていく過程を追体験できるというレビューがあり、その通りならばバチバチのオブジェクト指向プログラマの筆者に適すると考えたからだ。
続きは、これを読んでから。